2019年1月22日火曜日

認知症サポーター養成講座はよかった

年末に申し込んだ(*)「認知症サポーター養成講座」に参加した。下の写真は、講座でもらったテキストの表紙とオレンジリング。

『認知症サポーター養成講座を受けることにした』




養成講座の様子


参加者は10名ほど。平日の午前中だったせいか、ご高齢の人たちばかりで、女性の方が多かった。サポートするよりサポートされる側の予備軍みたいな…(^^;)。

私と同じで、自分の近い将来が不安で、認知症のことをもっと知っておこうという人たちのように見えた。なので、90分間の講義を熱心に聞いていた。

講師は、中年くらい?の女性で、認知症サポーターキャラバンの人らしく、話は面白かった。テキストは使わず、すべてパソコンのプレゼン資料を投影しての説明。

最後に10分くらいのビデオがあった。認知症の人への接し方の「良い例・悪い例」は、やはりビデオで具体的な場面を見せてもらった方がよく分かる。

終了後、修了証代わりのオレンジリングをもらった。


なるほどと思ったこと


これまでに本を2冊ほど読んだり、ネットで調べたりしていたので、そんなに新しい情報や知識はなかった。でも、基本的なことをコンパクトにまとめて説明してもらえたので、個人的には「復習」になった。もれがないことも確認できた。

住んでいる地域の町ごとの人口や高齢者率・認知症率などのデータは興味深かった。当然、古い住宅地は高齢化が進んでいて、多いところは40%が高齢者…。

ひとつ「なるほど!」と思ったのは、認知症の人の「見当識がない状態」の説明。

あなたがある日目覚めたら、まったく知らない場所にいて、知ってる人も誰一人いない状態だったら、どうします?という問いかけ。

そして、その時の対応の色々が「周辺症状(BPSD)」として現れる。周りの様子を探ろうと徘徊したり、その場所にじっと閉じこもったり、同じことを何度も質問したり、パニックになったり…。

たしかに、自分が何者で、今どんな状況に置かれているのか、突然分からなくなってしまったら、それは恐ろしいことだろうと思う。


ステップアップ講座


市の広報誌によると、認知症サポーター養成講座を受けた人が次に受ける「認知症サポーターステップアップ講座」というのがあるらしい。

「グループワーク」があるらしいので、ちょっと参加を躊躇してしまう。本当は、コミュニケーションの良い機会なので、積極的に参加すべきなのだろうが…。

まぁ、そのうち気が向いたら…ということで…(^^;)。


0 件のコメント: