これには、何か新しい趣味などを始めることも含まれていて、俳句を作ることも視野(の片隅)には入っているのだが、なかなか重い腰が上がりそうもない…(^^;)。
で、たまたま知人が俳句の入門書『初心者にやさしい俳句の練習帳』というのを持っていたので、とりあえず本だけでも読んでみようかと思い、借りてきた。
『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』
きっかけは「プレバト俳句」
実は、俳句もいいかも…と思い始めたのは、「プレバト俳句」というTV番組がきっかけ。芸能人が、与えられたお題にしたがって俳句を読んでくる。それを夏井いつき先生が、講評・酷評・添削するのだが、そのやりとりが実に面白い。
面白いだけでなく、俳句の良し悪しや、俳句でやっていいこといけないこと、作り方のちょっとした技などが、解説を聞いていると何となく分かったような気になってくる。
分かったからと言って、自分で作れるような気にはならないのだけれど…(^^;)。
『俳句の練習帳』は初心者にやさしい
この本『初心者にやさしい俳句の練習帳』は「初心者にやさしい」とうたっているが、読んでみると確かにやさしく書かれていると思う。
「30日のドリル式」となっており、30項目の簡単なテーマで少しずつ俳句のことが分かるように構成されている。とりあえず半分くらい読んだところだが、なかなか面白いかも知れない…と思い始めた。
何よりも嬉しいのは、「プレバト俳句」で何となく分かったような気になっていた俳句のことが、つまり夏井先生が言っていたことが、この本でも同じように解説されているのである。ああ、アレか…(^^)!というのが何回も出てくる。
例えば、想いや感情をそのまま表現せず、モノや具体的な映像に託すこと。
「祝日に仕事している空しさよ」という句のように「空しさよ」と直接表現するのはあまり良くなく、「祝日に仕事している秋の風」などと思いを「秋の風」に託すようなやり方の方が良い…。
作れるかも…と思わせる?
もう一つ、この本の工夫だと思うのだが、読んでいると自分でも作れるかも…と思わせる仕掛けがある。それが「ドリル式」という部分。
例えばこんな感じ…。
「誰のどこにある何」を俳句にしてみようというドリルでは、まず「誰」「どこ」「何」を書かせる。次にそれをもとに五七五にまとめてみよう…となる。
「弟」「ひきだし」「蝉の殻」をまとめてみると「弟のひきだしにある蝉の殻」という俳句ができる。…といった例が示される。なるほど!
これなら出来そう!と思いませんか…(^^)?
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