2019年1月30日水曜日

俳句の本を読み始めた…面白いかも

今年の目標の中に「新しい経験を3つ以上」するというのがある。

これには、何か新しい趣味などを始めることも含まれていて、俳句を作ることも視野(の片隅)には入っているのだが、なかなか重い腰が上がりそうもない…(^^;)。

で、たまたま知人が俳句の入門書『初心者にやさしい俳句の練習帳』というのを持っていたので、とりあえず本だけでも読んでみようかと思い、借りてきた。


『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』


きっかけは「プレバト俳句」


実は、俳句もいいかも…と思い始めたのは、「プレバト俳句」というTV番組がきっかけ。芸能人が、与えられたお題にしたがって俳句を読んでくる。それを夏井いつき先生が、講評・酷評・添削するのだが、そのやりとりが実に面白い。

面白いだけでなく、俳句の良し悪しや、俳句でやっていいこといけないこと、作り方のちょっとした技などが、解説を聞いていると何となく分かったような気になってくる。

分かったからと言って、自分で作れるような気にはならないのだけれど…(^^;)。


『俳句の練習帳』は初心者にやさしい


この本『初心者にやさしい俳句の練習帳』は「初心者にやさしい」とうたっているが、読んでみると確かにやさしく書かれていると思う。

「30日のドリル式」となっており、30項目の簡単なテーマで少しずつ俳句のことが分かるように構成されている。とりあえず半分くらい読んだところだが、なかなか面白いかも知れない…と思い始めた。

何よりも嬉しいのは、「プレバト俳句」で何となく分かったような気になっていた俳句のことが、つまり夏井先生が言っていたことが、この本でも同じように解説されているのである。ああ、アレか…(^^)!というのが何回も出てくる。

例えば、想いや感情をそのまま表現せず、モノや具体的な映像に託すこと。

祝日に仕事している空しさよ」という句のように「空しさよ」と直接表現するのはあまり良くなく、「祝日に仕事している秋の風」などと思いを「秋の風」に託すようなやり方の方が良い…。


作れるかも…と思わせる?


もう一つ、この本の工夫だと思うのだが、読んでいると自分でも作れるかも…と思わせる仕掛けがある。それが「ドリル式」という部分。

例えばこんな感じ…。

「誰のどこにある何」を俳句にしてみようというドリルでは、まず「誰」「どこ」「何」を書かせる。次にそれをもとに五七五にまとめてみよう…となる。

「弟」「ひきだし」「蝉の殻」をまとめてみると「弟のひきだしにある蝉の殻」という俳句ができる。…といった例が示される。なるほど!

これなら出来そう!と思いませんか…(^^)?


0 件のコメント: