2019年1月9日水曜日

コーヒーが認知症予防になる:珈琲党への朗報

年初早々嬉しい記事を読んだ。コーヒーがアルツハイマー型認知症の予防に効果があることが、研究で明らかになったそうだ。毎日1〜2杯のコーヒーが欠かせない私にとっては、この上ない朗報だ。


研究の内容


研究を行ったのはカナダのトロント大学のチーム。アルツハイマー病の原因となるアミロイドβ、およびタウタンパク質の脳内蓄積に対し、コーヒーが与える影響を調べた。

使ったコーヒーの種類は、焙煎時間の短い「ライトロースト」、焙煎時間の長い「ダークロースト」、そしてカフェインを含まない「デカフェ」のダークローストの3種類。

その結果、3種類の焙煎方法の異なるコーヒーすべてに、アミロイドβの凝集を妨げる効果があったそうだ。


効果の高いコーヒーは?


3種類のコーヒーを比較すると、ダークローストの方がライトローストよりも効果が高く、コーヒーの濃度は濃いほど効果が高いことが分かった。

一方、タウタンパク質の凝集を妨げる効果については、焙煎方法は関係なく、コーヒーの濃度が高い場合にのみ予防効果が見られた、とのこと。

なお、この効果はカフェインではなく、「フェニリンダン(phenylindane)」という成分によるものだということも分かったそうだ。


とはいえ、あまり濃くて苦いコーヒーばかり飲んでいると、夜眠れなくなりそうだ…(^^;)。詳しいことは下記記事(*)をどうぞ。

コーヒーがアルツハイマー病発症の予防につながることを調べた研究


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