2018年12月24日月曜日

健康寿命と平均寿命の差:男性は9年

昨日の記事『「お達者度」ってあるんだ!:健康寿命の指標』に書いた「お達者度」というのが全国共通の指標ではなさそうなので、「健康寿命」がどうなっているのか調べた。

2016年のデータでは、男性の場合、健康寿命が72.14歳、平均寿命が80.98歳で、その間には8.84年の開きがある。


健康寿命と平均寿命


まずは、厚生労働省のデータ(グラフ)をご紹介する。男性の場合は下図。平均寿命も健康寿命も伸びているのは喜ばしいことだ。その差が縮まっているのもいい。



女性の場合は、平均寿命も健康寿命も男性より長い。羨ましいことだが、その差の12年余り、つまり「健康」でない状態で生きる年月が長いのはちょっとお気の毒かも…。



健康寿命を延ばしたい


健康寿命の定義は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」となっている。

したがって、平均寿命と健康寿命の差、男性でいうと8.84年は「健康上の問題で日常生活が制限される」期間ということになる。これはあまり嬉しいことではない。

「健康上の問題」には当然「認知症」のようなものも含まれているのだろうが、認知症にならなくても、病気などの健康(身体)上の問題があるのは好ましくない。

なので、このブログのテーマも「認知症予防」から「健康寿命を延ばす」に変えた方がいいのかも知れない。まぁ、もともと大きくは「アンチエイジング」のつもりなので、基本路線は変わらないのだが…。


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