2022年4月11日月曜日

四字熟語:「高材疾足」+「温厚篤実」で鬼に金棒?

今日は、「毎日漢字.com」の「四字熟語」第33問〜第36問で、知らなかった言葉や間違った漢字など…。




今回初めて知った熟語は、ちょっと怪しいのも含めて 40問中 14個…(^^;)。

衣冠束帯(いかんそくたい)
公家(くげ)の正装のこと。最上位の正装である「束帯」と、その束帯を簡略化した「衣冠」を組み合わせたことば。

士魂商才(しこんしょうさい)
武士の心と、商人の才能を兼ね備えていること。「士魂」は武士の精神のこと。「商才」は商売の才能のこと。

怒髪衝天(どはつしょうてん)
髪の毛が逆立つほど、激怒するさま。

文人墨客(ぶんじんぼっかく)
詩文や書画などといった風雅なものに携わる人をいう。「ぶんじんぼっきゃく」とも読む。

寸善尺魔(すんぜんしゃくま)
一寸の善と一尺の魔ということから、この世にはよいことが少なく、悪いことのほうが多いことのたとえ。また、よいことには邪魔が入りやすいこと。

高材疾足(こうざいしっそく)
すぐれた才知と手腕があること。知勇を兼ね備えた人のたとえ。「高材」はすぐれた才能のこと。「疾足」は足が速いこと。

怪力乱神(かいりきらんしん)
理屈では解き明かせないような不思議な現象や存在のこと。「かいりょくらんしん」とも読む。

車載斗量(しゃさいとりょう)
非常に数が多いことのたとえ。車に載せ、斗(ます)で量るということから。

意気衝天(いきしょうてん)
意気込みが、天を衝くほど盛んな状態。

先憂後楽(せんゆうこうらく)
人より先に心配し、人が楽しんだあとに自分が楽しむという、政治家の心がけを説いた言葉。転じて、先に心配事や大変なことを片付け、後で楽しむこと。

一望千里(いちぼうせんり)
広々としていて、見晴らしがいいこと。

普遍妥当(ふへんだとう)
いかなる場合にも、全てのものに共通して当てはまるさま。

温厚篤実(おんこうとくじつ)
人柄が穏やかで、情にあつく誠実であるさま。

意到筆随(いとうひつずい)
詩文などを書くときに、すらすらと心のままに筆が進むこと。


漢字を間違えたのは、「空中閣」「片言句」「勇果敢」「遺千万」「換骨奪胎」「平無事」。

ちょっと怪しかったのは、「和魂漢才」「粗衣粗食」「巧言令色」「複雑怪奇」「是非善悪」「面目躍如」。



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