2022年4月11日月曜日

四字熟語:「仁者不憂」の境地に達したいものだ…

今日は、「毎日漢字.com」の「四字熟語」第29問〜第32問で、知らなかった言葉や間違った漢字など…。




今回初めて知った熟語は、ちょっと怪しいのも含めて 40問中 19個。半分近い…(^^;)。

一諾千金(いちだくせんきん)
一度した承諾は、千金に値する重みがあるものだから、必ずそれを守らなくてはならないというたとえ。

雌伏雄飛(しふくゆうひ)
将来の活躍を期待して人の下について従い、やがては盛んに羽ばたき活躍すること。「雌伏」は雌の鳥が雄の鳥に付き従うことから、将来の活躍を期待して人に付き従うこと。「雄飛」は雄の鳥が飛ぶように、勢い盛んに活躍すること。

明哲保身(めいてつほしん)
聡明で道理に通じている人は、的確な判断で危険を避け、身を安全に保つということ。

異端邪説(いたんじゃせつ)
正統とは認められない、よこしまな思想、信仰、学説などのこと。「異端」は一般的に認められた正統から外れていること。「邪説」はよこしまな主張や学説のこと。

古今無双(ここんむそう)
昔から今までに、匹敵するものがないこと。「無双」は並ぶものがないということ。

仁者不憂(じんしゃふゆう)
仁者は道理に従い、正しい道を行くので心配することがないということ。「仁者」は仁徳を身につけた人。情け深い人のこと。

粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
穀物の一粒一粒が、農民の辛く苦しい努力の結晶であるということ。転じて、こつこつと苦労と努力を重ねていくこと。

酔生夢死(すいせいむし)
酒に酔ったようにぼんやりと何もせず、むだに一生を終えること。

冷汗三斗(れいかんさんと)
非常に恥ずかしい思いや、恐ろしい思いをして、体中から冷汗(ひやあせ)をかくこと。「冷汗」はひやあせのこと。「三斗」は量が多いことを誇張した表現。一斗は約十八リットル。

肝胆相照(かんたんそうしょう)
お互いに心の底からわかり合って、親しく付き合うこと。「肝胆」は肝臓と胆嚢(たんのう)のことで、転じて心の底ということ。
※「肝胆相照らす(かんたんあいてらす)」は知っていたが…。

愚者一得(ぐしゃのいっとく)
愚か者でも多く考えていれば、一度くらいは名案をひねり出すことがあるということ。類義語に「千慮一得(せんりょのいっとく)」がある。

鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
大きな組織の末端にいるよりは、小さな組織で長となったほうがよいということ。「鶏口となるも牛後となるなかれ」の略。「鶏口」は鶏(にわとり)の口のことで、小さな組織の長のたとえ。「牛後」は牛の尻のことで、大きな組織の末端のたとえ。

高論卓説(こうろんたくせつ)
程度の高い意見や議論のこと。

多情多恨(たじょうたこん)
感じやすい心を持っているため、恨みや悲しみも多いこと。

海内無双(かいだいむそう)
この世に二人と無いほど優れていること。

炉辺談話(ろへんだんわ)
囲炉裏(いろり)や暖炉でくつろぎながらするおしゃべりのこと。

屋上架屋(おくじょうかおく)
屋根の上に、さらに屋根を架けるということから、無駄なことを繰り返すたとえ。また、独創性のないたとえ。

少壮気鋭(しょうそうきえい)
年が若くて、意気盛んなようす。「少壮」は二十代、三十代の意気盛んな年頃のこと。「気鋭」は意気込みが鋭いこと。

気炎万丈(きえんばんじょう)
燃え上がる炎のように、きわめて意気盛んであること。


漢字を間違えたのは、「二者一」「日常茶飯」「終始一」「意気揚揚」「職権用」。

ちょっと怪しかったのは、「深山幽谷」「勧善懲悪」「奮励努力」「傍若無人」「佳人薄命」「複雑多岐」「緩急自在」。


天衣無縫」=「人柄などが、飾り気なく自然であるさま。また、詩文などに技巧を凝らしたあとのようなわざとらしさが見えず、自然で美しいこと。天女の衣には人工の縫い目がないということから」は意味を取り違えていたかも…(^^;)。

何となく、「天真爛漫」=「純真そのもので、思う通りにふるまうこと。無邪気で明るいさま」に近いイメージを持っていた気がする…。



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