前に俳句の入門書を読んでけっこう面白かった(→《俳句の本を読み始めた…面白いかも》)ので、もう1冊読んでみた。
❊
タイトルは『夏井いつきのおウチde俳句』で、TV番組「プレバト俳句」で毒舌?の講評が面白い夏井いつき先生の本だ。ネットを見ていたら「おウチ de 俳句大賞」(上の絵)というのも、朝日出版社の主催でやっていたようだ。
家の中の材料で俳句を作るというコンセプトの本。帯には「家から一歩も出なくても俳句は作れます!」と書いてある。
松尾芭蕉のように?旅に出なくても、山川草木を見なくても、身の回りにある何気ない日常にも「俳句のタネ」はいくらでもありますよ、ということらしい。
なので、目次も「リビング」「台所」「寝室」などから「トイレ」まで。読んでいると、笑いを誘うような句もあって面白いのだが、どうも自分では作れる気がしない…(^^;)。
❊
気に入った句を少し紹介してみる。
梅の実のたわわに散らかる台所
なんだか、梅酒を仕込む情景を思い浮かべてしまった。「梅の実」が夏の季語。
よく食べてよく寝て秋の朝が好き
こんな健康的な生活(食と睡眠)が送れたらいいなぁ〜(^^)。
浸かる湯の天井に黴見つけたり
ほっとして湯船に体を伸ばしたと思ったら、風呂の天井に黴(カビ)を見つけたという、なんだか複雑な心境の句? 「黴」は夏の季語だそうだ。よく食べてよく寝て秋の朝が好き
こんな健康的な生活(食と睡眠)が送れたらいいなぁ〜(^^)。
浸かる湯の天井に黴見つけたり
0 件のコメント:
コメントを投稿