2019年3月15日金曜日

「おウチ de 俳句」面白い…でも作れない俳句…

認知症予防の一つとして月2冊の本を読むことを目標としているが、今月はやっと1冊目を読み終えた。あと1冊読めるか…?

前に俳句の入門書を読んでけっこう面白かった(→《俳句の本を読み始めた…面白いかも》)ので、もう1冊読んでみた。



タイトルは『夏井いつきのおウチde俳句』で、TV番組「プレバト俳句」で毒舌?の講評が面白い夏井いつき先生の本だ。ネットを見ていたら「おウチ de 俳句大賞」(上の絵)というのも、朝日出版社の主催でやっていたようだ。




家の中の材料で俳句を作るというコンセプトの本。帯には「家から一歩も出なくても俳句は作れます!」と書いてある。

松尾芭蕉のように?旅に出なくても、山川草木を見なくても、身の回りにある何気ない日常にも「俳句のタネ」はいくらでもありますよ、ということらしい。

なので、目次も「リビング」「台所」「寝室」などから「トイレ」まで。読んでいると、笑いを誘うような句もあって面白いのだが、どうも自分では作れる気がしない…(^^;)。


気に入った句を少し紹介してみる。


梅の実のたわわに散らかる台所

なんだか、梅酒を仕込む情景を思い浮かべてしまった。「梅の実」が夏の季語。


よく食べてよく寝て秋の朝が好き

こんな健康的な生活(食と睡眠)が送れたらいいなぁ〜(^^)。


浸かる湯の天井に黴見つけたり

ほっとして湯船に体を伸ばしたと思ったら、風呂の天井に黴(カビ)を見つけたという、なんだか複雑な心境の句? 「黴」は夏の季語だそうだ。


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