2019年2月8日金曜日

フレイルとかサルコペニアとか…やれやれ…

認知症に関する記事をチェックするようになってから、「フレイル」とか「サルコペニア」とか「ロコモ」とか、何だか歳をとるのが怖くなるようなカタカナ語をよく見かけるようになった。

そうやって定義して、その対策を講じてもらうのはありがたいのだけれど、もう少し穏やかに優しく説明してもらえないものだろうか…(^^;)。





フレイルは虚弱・老衰?


「フレイル」というのは、日本語にすると「高齢者の虚弱」とか「老衰」とか、あまり嬉しくない言葉になるようだ。

上の絵は大田区のホームページ(*)にあったものだが、分かりやすいので引用させて戴いた。大田区民でもないのに…(^^;)。

ひょっとしてフレイルかも!?(大田区HP)

要するに「健康」と「要支援・要介護」の間、あるいは移行期間?の状態なわけだ。健康とは言えないが、介護されるほどでもない。ただ「健康寿命」にこの「フレイル」が入っているのは「虚弱」などという言葉からするとちょっと違うような気もする。


フレイルの定義


ちゃんとした定義は下記のページにある。

フレイルとは

英語では "frailty"。厚生省の報告書には「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し…」とかなり長い定義がしてある。

基準として、次の項目のうち3つ以上該当するとフレイルらしいのだが、これだとどの程度の「低下」なのかよく分からない。まぁ、考え方の基準…?

  1. 体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
  2. 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
  3. 歩行速度の低下
  4. 握力の低下
  5. 身体活動量の低下


サルコペニアって?


フレイルにならないように予防するには、「持病のコントロール、運動療法、栄養療法、感染症の予防」などが必要という説明が下記のページに書いてある。

フレイルの予防

その中に「サルコペニア」というのが出てくるが、これは簡単にいうと「筋肉の減少」。フレイルの中で筋肉に注目した概念だそうだ。フレイルの一要素でいいんじゃないか…とも思うが…(^^;)?

定義は「筋肉量が減少し、歩行速度が低下しているような状態」だそうで、ギリシャ語の"sarco"(筋肉)と"penia"(喪失)を合わせた造語のようだ。

まぁ、とりあえず健康な身としては、適度な運動を継続して、栄養バランスのいい食事をとりましょう、転んだり怪我をしないように気をつけましょう…くらいでいいのかな…(^^)。



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