2024年7月16日火曜日

けん玉随想:やる気が出てきて無謀な技に挑戦することにした…(^^;)

このところ、けん玉がまた少し面白くなってきた。モチベーションというのは浮き沈みが激しいので、いつまた沈むか分からないが、とりあえずは少しやる気が出てきたようだ。

で、とうてい無理と思って、最初から試そうとも思っていなかった「ボーダーバランス」という超難関のワザ(↓)に挑戦しようなどと、とんでもないことを考え始めている…(^^;)。




「ボーダーバランス」というのは、上の写真のように「玉」の上に「けん」を逆さまに乗せてバランスを取る技。この状態を 3秒以上保ってから、他の技に移る。

子供の頃に、箒(ほうき)や野球のバットなどを逆さまに手のひらに乗せてユラユラとバランスを取っていた遊びをけん玉でやっていると思えばよい。


箒と違って「けん」は長さが短いので、バランスを取るのは至難の技である。

さらに、この状態に持って来るには、「飛行機」という技と同じように、玉を手に持って「けん」を引き上げる訳だが、けん先をうまく玉の中心に乗せるには、これまた高度な技術が必要になる。

…という訳で、今年中に出来るかどうか、かなり怪しいが、練習しなければ永久に出来ないので、まずは毎日コツコツと地道な努力を重ねてみるか…と…(^^;)。


この技を練習するに至った理由だが…。

最近、「連続技」を練習しようと思って色々やっているのと、少し前から「すくいけんファスト」というやや難しい技を自分の「得意技」にしようかと思って、成功率を上げるべくほぼ毎日のように練習している。



その成果を師匠に披露?しているときに、師匠の知り合いのプロの方から、「静止系の技が好きなようだから極めてみたら?」という、まぁ、私に取っては分不相応な、とんでもない言葉を戴いたのだ。

そのときに見せてもらったいくつかの技の一つが「ボーダーバランス」。

もちろん即座に「無理無理…(^^;)」と反応したのだが、コツとか練習方法を説明してもらって、それを聞いているうちに「少しずつ練習すればいつか出来るかも?」という、これまた何の根拠もない無謀なことを考えてしまった次第…(^^;)。


このとき、見せてもらった他の技の中で、そのうち試そうと思っているのが「こっくり」系と「クロック」系。いずれも超難関の技である。

「こっくり」は「うぐいす」から玉を大皿に滑らかに移動して「うぐいす」に戻す技。「大皿極意」などからも同じような技ができる。

「クロック」は「大皿極意」などから皿の縁の周りを90度単位で玉を滑らかに移動する技。「アンダーバード」から移動するのもある。


そういう難しいものだけでなく、「連続技」も「静止系」をうまくつなぐことを考えたいと思っている。

例えば、「飛行機〜灯台〜とんぼ返り〜逆落とし〜月面着陸〜とんぼ返り〜逆落とし」なんていうのがスムースにできると嬉しいのだが…(^^;)。


こういうことを考え始めた理由はいくつかある。

一つは、挑戦しなければ永久に出来ない…という当たり前のこと。

それと、上達するため(一つ二つ上の段階に行く)には、必要な「基礎」というか「コツ」のようなものがいくつかあることが少し分かってきた…ということ。

つまり、その「上達のための基礎」を練習して身につけることで難しい技ができるようになる可能性が大きくなる…という訳だ。


その「上達のための基礎」の例は下記。

  1. 玉・けんの引き上げ方→《けん玉が上達するための「基本」が出来てなかった…(^^;)》
  2. 脱力
  3. 膝を使い、けん玉の高さに目を合わせる
  4. コントロールの仕方:「穴コン」とか…
  5. 動作を区切ること


5. の「動作を区切ること」というのは、例えば「飛行機」の動作で言うと、左手に持った「けん」を離す、右手で引き上げる、玉の穴を「けん」の下に持って行く…という動作を区切って考えるということ。

一つの動作を終わった後は次の動作に集中する…というのを意識することで、「今」やっている動作に集中しやすくする効果があると思われる。

これはまた、「今コントロールできること」に集中することでもある。例えば、「けん」を引き上げた後は、どう頑張っても「けん」の動きや軌道を修正することは出来ない。出来るのは「けん」の軌道をよく見て玉の穴をけん先の下に持って行くことだけ…。


…ということで、モチベーションは上がってきたが、腕の方が上がるかどうかは分からない…(^^;)。まぁ、楽しく練習することに意味がある ♪



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