2025年1月28日火曜日

けん玉「連続技」強化の進め方・技のアイデア

今年の「けん玉」の目標(↓)の一つに「連続技」の強化・ルーチン化というのを挙げている。その「連続技」の取り組み方や技のアイデアを思いつくままメモしておこうと思う。




考え方1:ポジションとそれを繋ぐ技の組み合わせ

けん玉の技を分解すると、静止状態の「ポジション」とその間を繋ぐ動きのある「技」で構成されている。なので、その組み合わせを変えることで様々な連続技を構成できる。

つまり「ポジション<技>ポジション<技>ポジション…」。

ポジションの例:大皿・小皿・中皿・ペンギン中皿・けん・フライパン・灯台・月面・裏月面・たけうま・まさかり・うぐいす・ナイチンゲール・アンダーバード・大皿極意・中皿極意・小皿極意・滑り止め極意など

ここで言う「技」は二つのポジション間の遷移で、技の名前にもなっていたりする。

例えば、「灯台<逆落とし>けん<はねけん>けん<倒立>灯台<とんぼ返り>灯台<スパイク>けん…」など。


考え方2:基本技・繋ぎ技・飾り技の組み合わせ

考え方1と似ているが、要素となる技の種類に着目して、「基本技・繋ぎ技・飾り技」の3種類の組み合わせとして見る。

例えば、「大皿〜つばめ返し〜中皿〜灯台〜けん〜持ち替え〜はねけんクッションイン」という連続技では、「中皿〜灯台」部分や「持ち替え」は繋ぎ技、「つばめ返し」は飾り技、その他が基本技…みたいなイメージ。

この一つの流れ(連続技)に対して、基本・繋ぎ・飾りのそれぞれで出来る技を増やすことで、連続技としてのヴァリエーションが増やせる…というアプローチ。


考え方3:既存の連続技の前後に技を追加していく

短い「連続技」の前後に他の技を追加することで増やす方法。

例えば「大皿〜中皿〜灯台」というのは既に 100回成功を達成しているのだが、この前後に追加できる技を考えることでヴァリエーションを増やすことができる(↓)。

「前」と「後」は組合せになるので、この図だけでも 50種類の連続技ができる。




考え方4:回数・回転数を増やす

例えば、「飛行機〜はねけん」に対して、①「はねけん」の回数を連続して3回とかに増やす、あるいは、②「はねけん」を「2回転はねけん」や「3回転はねけん」にする、さらに、③それを連続する「はねけん〜2回転はねけん〜3回転はねけん」。

「飛行機」「月面」「裏月面」「灯台」「竹馬」などの技に対して「n 回転…」に置き換えることでもヴァリエーションを増やすことができる。


考え方5:出来る技を増やす

これは「連続技」に限った話ではないが、考え2の「基本技・繋ぎ技・飾り技」についてそれぞれ出来ることを増やせば、連続技の種類も当然増えてくる。

例えば、下記記事で「一周系」に「中皿ペンギン」を使う、「アンカー」「中皿〜倒立(灯台)」などを繋ぎ技として練習しようかと考えたことがある。いずれも思ったより難しく、今は将来の楽しみにとってあるが…(^^;)。

本当は、複数のジャグリングが出来ると技の見栄えもヴァリエーションの数もグッと上がるのだが、まぁ、それは見果てぬ夢?…まずは「ジャグ大皿」のコツを何とか掴みたい。

あと、連続技は手順が長くなると技の「成功確率」が大事になるし、「体力」も必要になるので、そのあたりは意識して取り組む必要がありそうだ。



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