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養老孟司さんの本が好きだ。人間は自然界の一部であって、その中でヒトが本当に人間らしく生きていくにはどうすればいいか?という問いに対するヒントがたくさん入っていると思うから…。
私の中では、ヒトが「本来あるべきように生きる」ということは、「健康に生きる」ということに直結している。
なので、人間とはどんな存在なのか?ということにとても興味がある。
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養老孟司さんの本には、ハッとさせられるところが沢山あるが、その一つが次のようなくだり。
「人間を構成している成分は約1年で90%入れ替わる。人間は川のように流れ移り変わる。本当の自分など存在しない」
つまり、今日の私は昨日の私からはすでに変化している、ということだ。
それだけではなく、実はヒトの身体は一瞬たりともじっとしていない。常に新陳代謝が行われているし、心臓は動き、血液はめぐり、いろんな神経網や脳が忙しく動いている。動くことで、人間という一つの存在が保たれている。
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で、一つ思うことは、常に変化しているんだったら、できることなら「良い方向に変化したい」ということだ。
仮に「健康を示す数値」があるとしたら、その数値も常に変化するはずだ。どうせ変化するなら、ほんの少しでもいいからプラスの方向、つまり健康に近づく方向に変化し続けたい、と思うわけだ…(^^)♪
その変化はとても微細なものかも知れないが、マイナスよりはプラスの方がいい。
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なので、私の健康法の基本は、今日一日分の変化が少しでも健康にプラスになるような変化であることを願う、ということだ。もちろん、願うことだけではなく行動も必要だが…(^^;)。
ちなみに、朝の散歩の時間は、自然観察や写真撮影以外に、「今日一日分のプラスがありますように」という、大袈裟にいうと「祈り」の時間にもなっている。
それは、自分の身体の状態を具体的にチェックすることにもつながっている。例えば「血管年齢が若返りますように」「その結果血圧が下がりますように」といった感じだ。
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今日は一日雨だったので、日課の朝散歩ができていない。ので「祈り」もできてない…ことに今気がついた…(^^;)。風呂の中で湯船につかりながらでも祈ることにしよう ♪
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