最近「月面着陸〜とんぼ」(Lunar Flip)の練習を始めた。その中で、私の「玉グリップ」(玉の持ち方)に問題がありそうなことが判明して、現在その修正に鋭意努力中である。
下記の図で、上はお手本動画からのクリップ、下は少し前ではあるが私の持ち方。手のひらの向きが違うのと、指の置き方が違っている。
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手のひらの向きは現在はかなり改善されているが、指の置き方は親指以外の 4本が向こう側に行っている。これでダメな訳ではなさそうだが、少なくとも「月面〜とんぼ」の成功確率は低かった。
「月面〜とんぼ」の練習をしているときに、師匠に教わったのがほぼ上のお手本に近い形。
指は「親指・人差し指・中指」で持ち、薬指・小指は添えるだけ。玉の紐穴より手前に来る。…で、けんを乗せたときに薬指あたりで重さを感じる。大皿のふちが玉の上で引っかかっていることを感じる。全体的に力まず「脱力」している。
この状態から、ほぼ真上にこの形を保ってけんを上げると自然に一回転して元のところに着地する…といいのだが、まぁ、それには練習と慣れが必要…(^^;)。
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上のお手本の写真と師匠に教わった形で少し違っているのが、玉の穴の方向。師匠の場合は、むしろ自分の方に向いている。この辺りは、その前後の技の流れなども関係しているのかも。
…で、実際にやってみると、自己流の持ち方から師匠に教わった形(と動作)に変えただけで、成功確率が格段に上がった。不思議だ…。
指の形よりも、重さの感じ方とかけんの上げ方などの方が効いている可能性もあるが、いずれにしてもこのやり方を身につけたいと思っている。
ちなみに、月面だけではなく「玉持ち」をすべてこの形にするつもり。
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一応、ネットで「玉持ち」を解説している写真・動画をいくつか集めてみた。薬指・小指の位置が微妙に異なっている。
まぁ、いくつかのパターンがあるようだが、好みとか感覚によるものと思われる。昔の私のは右下の絵に近いと思われるが、これでも OK のようだ。
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なお、持ち方によっては薬指が紐に触れることがあるが、下記の「日本けん玉協会」の資料によると、とくに問題はなさそうだ。
「【回答】下図1のように薬指に糸が触れているだけであれば問題となりません。
ただし、 図2のように指に糸がかかり、けんの軌道が変わる場合は失敗と判定せざるを得ません。」
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