2021年8月23日月曜日

コロナ医療の現場は本当に大変、医療従事者の 「燃え尽き症候群」

ちょっと恐ろしい調査結果が出ていた(↓)。コロナ感染者の「3次救急」に指定されている全国 15の医療機関で、医療従事者の 24%が「燃え尽き症候群」を感じているという。





「3次救急」というのは、症状が最も重い新型コロナウイルス感染者を診るところなので、心身ともに一番負荷がかかっているのだろう。

万が一感染して重症化したときの最後の命綱である。医療従事者の方々のご苦労は想像以上のものだと思われる。本当にありがたいことだ。


それにしても、政府や自治体はこういうところにこそ、ヒト・カネ・モノなどのリソースを投入すべきなのではないだろうか? 国民に我慢しろというばかりでなく、有効な施策をどんどん実行してほしいと思う。

調査に当たった栗山明医長は、

「感染スピードが上昇し、もはや医療従事者の努力だけでは乗り越えられない状況になっている。国民一人一人が危機感を共有し、感染防止の徹底を図ることがこれまで以上に重要だ」

と話しておられるそうだ。

「国民一人一人の危機感」もその通りだと思うが、その前に行政を担当する人たちが、本気で国民の命を守る気になって、科学的根拠に基づいた有効な手立てを講じてほしいと、心から願わずにはいられない。

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