2021年8月17日火曜日

日本再建のためにも、忘れてはならない「傷だらけの五輪」

一言で言うと「トンデモナイ五輪」が閉幕した。

コロナ禍を何とかするために投入すべき莫大な金やリソースを投入して強行された五輪、コロナ感染拡大を助長した五輪、日本の後進性や無策ぶりを世界に知らしめた五輪…。

今後の日本を立て直すためにも、そこから教訓を汲み取るためにも、どんな「傷」があったのか忘れてはならないと思う。まだ、パラリンピックがあるが、いいまとめ記事(↓)を見つけたのでメモしておきたい。7月20日の記事。

✏️“傷だらけの”オリンピック。招致から開幕までの10年は、撤回や辞任の連続だった【振り返り】(HUFFPOST)


白紙撤回になったザハ案の模型(写真:江村英哲)


この五輪はそもそもの招致段階からかなり怪しかった。この問題はいまだ解明されず、くすぶっている。




問題の数々を HUFFPOST の記事から項目だけ抜き出しておくと…。

  1. 国立競技場の建設計画、白紙撤回(2015年)
  2. エンブレムの盗作疑惑⇒撤回(2015年)
  3. JOC会長、贈賄疑惑で会見(2019年)
  4. マラソンの札幌移転(2019年)
  5. 新型コロナで1年延期(2020年3月)
  6. 森前会長の女性蔑視発言(2021年2月)
  7. 容姿を侮辱する企画提案、開会式の統括が辞任(2021年3月)
  8. 開会式の楽曲担当「いじめ加害」告白の過去(2021年7月)


これ以外にも、招致のときのウソ(東京はスポーツにいい気候、コンパクトな大会にする、多くの国民が支持しているなど)や、詐欺と呼べるような後からの予算の水増し、ボランティア・ユニフォームのデザイン変更、東京湾の水質問題、等々…。

ちょっと思い出しただけでもゾロゾロ出てくる。

本当に、こんなことは二度とあってはいけないと思う。本気で日本を立て直す必要を感じる。若者たちの奮起を期待したい。


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