血管の若返りを促進するためには、抗酸化作用のある食べ物を摂ることも重要だ。
抗酸化作用を持つ食物の一つが「ファイトケミカル(phytochemical)」。フィトケミカルとも呼ばれ、直訳すると「植物に含まれる化学成分」である。
以下、下記の記事からの要約。写真もここからお借りした。
✏️注目の成分「フィトケミカル」とは?種類と機能、さらに効果的に摂るコツ(ハウス食品)
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血管の若返りを促進するために、血管内の NO(一酸化窒素)を増やす必要があるが、NO を減らさないことも重要である。
NO は抗酸化作用を持っており、活性酸素を除去するためにも消費される。なので、抗酸化作用のある食べ物を摂ることで、NO の消費を抑えることができる。
ファイトケミカルは抗酸化作用以外にも、免疫力向上、老化予防、代謝の促進、脳機能の強化など、その種類によっていろんな効果が期待できる。
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ファイトケミカルは、植物が紫外線や有害物質、害虫などの害から身を守るために作り出した色素や香り、アク、辛味などの成分である。アントシアニン、カテキン、リコピンなどもファイトケミカルの一種。
大きく分けると、ポリフェノール、含硫化合物、カロテノイド、テルペン類、多糖類の 5種類になる。以下、それぞれの主な成分とそれを含む食物をまとめておく。
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- ポリフェノール
- アントシアニン:赤ワイン、ブルーベリー、ナス、赤しそ
- イソフラボン:大豆、大豆製品
- カテキン:お茶、紅茶
- 含硫化合物
- スルフォラファン:ブロッコリー、ブロッコリースプラウト、キャベツ
- イソチオシアネート:大根、わさび、からし菜
- アリシン:にんにく、玉ねぎ、ねぎ、にら
- カロテノイド
- β-カロテン:にんじん、かぼちゃ
- リコピン:トマト、スイカ、あんず
- ルテイン:緑黄色野菜
- β-クリプトキサンチン:温州みかん、ぽんかん
- 多糖類
- フコイダン:海藻類
- β-グルカン:きのこ類
- イヌリン:ごぼう、玉ねぎ
- テルペン類
- リモネン:柑橘類
- メントール:ハッカ
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上の記事には、摂り方のコツも書いてあるので転記しておく。
- 野菜は皮ごと食べる
- カロテノイドは油と一緒に摂る
- 含硫化合物はなるべく加熱せずに摂る
- フィトケミカルは組み合わせて摂る
かなり要約しているので、詳しくは下記をどうぞ。
✏️注目の成分「フィトケミカル」とは?種類と機能、さらに効果的に摂るコツ(ハウス食品)
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