その年の秋に、息子から誕生日プレゼントとしてもらったのが 2本目のけん玉。
そして今使っているのが 2.5本目のけん玉(↓)。
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「2.5本目」というのは、2本目のけん玉の玉だけ新しいものに交換したから。今年の 4月に、師匠からほぼ新品の玉を譲り受け、自分で交換した。下記記事の「けん玉リニューアル」がそれ。
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そして、最近この「2.5本目」も「けん」(2年使用)の方の傷みが激しくなってきたので、「3本目」を買おうかどうしようか?…考え始めているところ。
実は今使っている「玉」がとても気に入っている。塗装がきれいな上に、とても丈夫で凹みや傷がほとんど目立たない。それに、「静止系」の技が決まりやすい ♪
この玉は "Okendama" というラトビアのメーカーが作ったもの。
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で、次のけん玉はこのメーカーのものにしようかと師匠に相談したら、あまりオススメではないとのこと。玉はいいけど「けん」がね…ということらしい。
で、聞いたら、山形工房の「大空 REShape3」を勧められた。「大空」というのは日本けん玉協会も推奨している定評あるブランド。その "REShape3" というのがいいそうだ。
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ここでふと思いついたのが、商品を選ぶときの「スペック比較」。
たかが「けん玉」なのだが、木の材質や玉の塗装など実は千差万別である。サイズも微妙に違っていたり、皿の大きさや縁の形状、重さのバランス等々。
自分に合うけん玉の「スペック」を少しでも理解するために、まずは今持っているけん玉と、師匠オススメの「大空 REShape3」の比較表を作ってみることにした。
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比較するのは次の 4(3.5)商品。販売サイトなどの説明を付けた。
① KROM - POP NAKED
デンマークのブランド「KROM Kendama」のベーシック・ブランド。技が決まりやすいように設計(細めのけん先、止まりやすいラバーコーティングの玉…)。初心者にもおすすめ。
② Sol Kendamas - Legend Model "Kris Bosch"
けんはメイプル。中皿ルナホールあり。「1upシェイプ」はそれぞれの皿の大きさをけん玉ワールドカップ(KWC)の規定サイズほぼいっぱいまで拡大した性能重視の競技用モデル。玉はブナのスティッキー塗装。よく止まります。
Kris Bosch 選手は、ストリートけん玉黎明期から革新的な技術を数多く持ち、プレーヤーたちから世界最強集団と言われたKendama Co.のプロチームに所属。第1回のけん玉ワールドカップで準優勝。
③ Okendama の玉 "REVO"(+ "Kris Bosch" のけん)
材質は European Ash Wood(セイヨウトネリコ)、塗装は "REVO clear finish"、サイズは 62mm、"Tama bevel"(穴サイズ?)は 23.5mm。
④ 山形工房 - 大空 REShape3 秋元モデル
山形工房と秋元けん玉研究所のコラボ商品。塗装は進化したマット塗装を採用してグリップ力を高めています。玉の材質はブナ、皿胴・けんの材質はイタヤカエデ。ともに広葉樹で硬め木材であり、イタヤカエデは特に耐久性が良く、音の響きも良くなっています。
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ということで、比較表を作ってみた。比較する項目としてはそれぞれのけん玉の説明にある仕様項目を寄せ集めてみた。重さと②のサイズは実測値。
①krom | ②K.B. | ③ok玉 | ④大空 | |
けん | 1UPシェイプ | REShape3 | ||
素材 | ブナ | メイプル | - | イタヤカエデ |
重さ | 68 | 78 | - | |
高さ | 160 | 160 | - | 165 |
皿胴幅 | 72 | 73 | - | |
縁 | 11 | - | 11 | |
大皿径 | 46 | 48 | - | 47 |
小皿径 | 42 | 43 | - | 45 |
中皿径 | 39 | 40 | - | |
中皿穴 | あり | - | あり | |
たま | REVO | |||
素材 | ブナ | ブナ | Ash | ブナ |
塗装 | ラバー | スティッキー | REVO clear | マット |
重さ | 73 | 71 | 78 | |
玉径 | 60 | 62 | ||
穴径 | 22 | 22 | 23.5 | 22.5 |
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