2019年4月30日火曜日

人間の数え方は「一人」から「一体」へ…

暇つぶしに読もう(見よう)と思って、『絵で見る「もの」の数え方』という本を図書館で借りた。昨日出かける用事があったので電車の中でパラパラと読んだが、意外に面白かった。

人間は生きているときは「一人」だが、死んでしまうと「一体」とか…(^^;)。




人間の数え方には続きがあって、骨壷に入ると「一口(いっこう)」、墓に入ると「一基」、そして位牌は「一柱」と変わる。ちなみに魂や霊は「一位」…。

…と、縁起でもない話から始めてしまったが、60年以上生きていても知らないことがたくさん載っており、電車の中で一気に読んでしまった。

まぁ、もともと「絵で見る」というタイトル通り1ページ1項目の本ではあるが…。


「へ〜っ」と思ったものをいくつか挙げてみると…。

絵馬は「一体」「二体」…と数える。これはもともと馬そのものを奉納していたなごり。なので、一枚・二枚とは数えない(そう数えたくなるが…)。


「神輿(みこし)」には神様が乗っているのでお墓と同じように「一基」と数える。が、「山車(だし)」は屋台みたいなものなので「一台」と数える。


お酒を入れる「お銚子」、普通は「一本」だが、古い数え方では「一提げ(ひとさげ)」という。手で提げて運んだから…。

難しいのは「盃」。「一杯」と数えたくなるが、これは正確には盃に注いだお酒のこと。容器の方は「一盞(いっさん)」と数えるようだ。「一口(いっこう)」という数え方もあり、平たいものは「一枚」でもいいらしい…。


そのほか色々とこの本(↓)に載っている…。

『絵で見る「もの」の数え方』




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