- からだの見方 養老孟司
- 〈対話〉芸術のある国と暮らし 堺屋太一
- 配色歳時記 四季のカラーワーク 日本カラーデザイン研究所
- よくわかる色彩の科学 永田泰弘
- 見てすぐ描けるスケッチの色彩 視覚デザイン研究所
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絵を描くつもりもないのに、なぜか「色彩」に興味が引かれたようで、関連する本を 3冊も借りた。
自分自身の生活が彩り豊かではないので、そういうものに惹かれた…ということもあるかも知れない…(^^;)。
本を選びながら、一瞬頭をよぎったのは、そういえば、納戸の引き出しの中には長年しまったままにしている色鉛筆やクレヨン(子供が使っていたもの)などがあるなぁ…ということ。だからといって、絵を描いてみようと思った訳ではないが…。
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でも、パラパラとめくっているだけでも楽しいし、ところどころ読んでみるとなかなか興味深い、日頃考えもしないことが書いてあって、それなりに楽しめる ♪
『見てすぐ描けるスケッチの色彩』などを見ていると、自分でも描けそうな気になってくるが、それは錯覚である。「ぬりえ」くらいなら出来るかも知れないが…。
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『からだの見方』を借りたのは、この本が読みたいと思ったからではなく、「大型活字」の本を試してみようと思ったためである。
最近、老眼が進んで本を読むのが辛くなってきた。疲れているとパソコンの字もきつい。なので、「大型活字」だとどうなんだろう?…と思ったのだ。
養老孟司さんの本は元々好きなので、この本も読んだことがあるかも知れないが、まぁ、どうせ内容は忘れているだろうから、試すにはちょうどいいか?…とも思った。
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『〈対話〉芸術のある国と暮らし』は、最近ほとんど親しんでいない「芸術」の話に興味を持ったのと、今の日本にあるとは思えない「芸術のある国と暮らし」というタイトルに(逆説的に?)惹かれた…ということで選んだ…ような気がする。
色んな分野の人との対談というのも面白いかも知れない。
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ただ「芸術」という言葉に「アート」というルビを振って、「美術」のことだけを扱うのはやめてもらいたい。
「芸術」には、文学(言語芸術)、音楽(音響芸術)、美術(造形芸術)、演劇・映画(総合芸術)などなどがあり、美術はその中の一分野に過ぎないのだから。
そういう表現をすること自体、この国の文化水準の低さ、芸術に関する無理解や評価の低さを表しているのかも知れない、残念ながら…。
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図書館で本を選んだときと同じように、気の向くままに手に取って読んでいる。5冊の本すべてを読み齧っているが、まだ読み終わったものはない。
どれもそれなりに面白い。たまには、こういう「行き当たりばったり」的な選び方も悪くないようだ ♪
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