2021年9月2日木曜日

「フェーズフリー」という防災の考え方はいいと思う

昨日 9月 1日は「防災の日」で特集記事などもいくつか出ていた。その中で、初めて聞いた言葉・考え方で面白いと思ったのが「フェーズフリー」というもの。

平常時「いつも」と災害時「もしも」の区分けをなくし、生活の延長線で備えよう…ということらしい。「備えない防災」とも呼ばれる。以下、下記記事より。





我が家は、自慢することではないが、防災グッズや緊急食料品のようなものはほとんど置いてない…(^^;)。

めったにないだろう…という「油断」みたいなものもあるが、いざというとき(災害時など)の状況が想像できないので、何をどのくらい準備しておけばいいのかイメージできないということもある。

防災用の非常食料品も高くてまずいというイメージしかないし、知らないうちに賞味期限切れになりそう…。

若い頃には、家にキャンプ道具があって、これはある意味「防災用品」にもなるだろう…などと考えていたのだが、アウトドア生活からもリタイアした現在、キャンプ道具も捨ててしまった。


そんな我が家にとって、この「フェーズフリー」という考え方は、一度まじめに検討するに値するものでは?と思った。

心のどこかで同じようなことを思っていたような気もする。

例えば、食料品でいえば、レトルト食品やすぐに食べられるシリアルのようなものは我が家にもある。この備蓄量を少し増やして、古いものから順番に消費していくというのを日常的にやれば、これは災害時の非常食としても使える訳だ。


最初にあげた記事から「実践例」を抜書きしてみると…。

  1. お気に入りのレトルト食品をローリングストック
  2. 土鍋でご飯を炊く
  3. 家具を備え付けにする
  4. EV・PHV に乗る

この中で 4. の EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド自動車)に乗るというのは、やってみたいと思うが、それなりに初期投資が必要になりそうだ。


もう少しアイデアがないかと思って、ネットを検索してみると、「一般社団法人フェーズフリー協会」なるものがあって、その「コンセプトサイト」にはいろんな説明やアイデアが載っている。

…のだが、なぜかこのサイトが見づらいことこの上ない。

オシャレなサイトの作りを目指しているのかも知れないが、これではなかなか内容が伝わらないし、「バリアフリー」の「バリア」を感じてしまう。

見づらさを我慢しながらアイデアを探したが、残念ながら今すぐ我が家にとり入れられそうなものはなかった。

自分で考えるしかないか…(^^;)。


災害時などに役に立ちそうなものを、ウチの中から探してみた。

  • レトルト食品買い置き→少し増やすかな?
  • お菓子→これも増やそう…(^^)
  • カセットガスコンロ?→使えるか?
  • ローソクとマッチ
  • 電池の買い置きと懐中電灯
  • 携帯ラジオ→たぶん使える
  • モバイルバッテリー→充電しておけば 1〜2回は役に立つ?
  • トイレットペーパー、ティッシュペーパー買い置き
  • 救急用品・薬・マスクなど

…と、まぁ、こんなものかな…。トイレを流す水などは風呂の水が使えるとして、やはり「飲水」は必要かも…。


以前に比べて、災害の頻度も多くなったような気がするし、災害の規模も大きくなっているように思う。地球温暖化の影響もあるのだろう。

この「フェーズフリー」はとてもいい考え方だと思うのだが、コロナ対策などと同じで、各家庭で個別にやれることには限度がある。

日本で災害が常態化している現状では、都市作り・街づくりの段階から、社会全体で行政がしっかりした考えを持って取り組むべきだとも思うのだが…。



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