2019年5月29日水曜日

具体策のない「認知症対策」の数値目標

認知症対策を強化することに異論はないのだが、今回発表された政府の「大綱素案」からは何の具体策も見えてこないようだ。

認知症対策 70代発症、10年で1割減目指す 政府、初の数値目標




この記事によると「70代の発症を10年間で1歳遅らせる」という数値目標が設定されたようだが、そのための具体策はあまりなさそうだ。

「社会保障費の抑制」が主な狙いで、科学的根拠はないようなので、下手をすると弱者切り捨てにつながる可能性もゼロではない…かもしれない。

数値が先行するのは危険である。まずは、しっかりと認知症発症のメカニズム究明や実態把握などに予算を当てるべきだろう。


厚生労働省は最新の推計値も発表した。2018年時点で、高齢者のうち7人に1人が認知症とのこと。これに基づいて「6年間で、70代前半の人口に占める認知症の人の割合を3.6%から3.4%に、70代後半の10.4%から9.8%にそれぞれ引き下げることを目指す」そうだ。


数値目標の一人歩きには危険な気配を感じないでもない…。


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