2019年5月18日土曜日

『老人ホーム リアルな暮らし』興味深い本…

ちょっと面白そうだったので、『老人ホーム リアルな暮らし』というタイトルの本を読んでみた。将来、老人ホームにお世話になるかも知れないので、少しは知っておきたかったので…(^^;)。




まぁ、それなりに様子が分かって面白かったのだが、何となく想像していた範囲を大きく超えるものではなかった…かな?

後半が18個のエピソード集になっていて、中には「へ〜っ、そんなこともあるの…」という話もあるのだが、そもそも世の中いろんな人がいる訳で、話としては面白いが、参考になるのかどうかは怪しい…。


とても共感したのは「老人ホームでのレクリエーションは、介護職員にとっては、修行か罰ゲーム…」という話。「実は自立組の入居者の多くは、『こんな馬鹿馬鹿しい幼稚園生のようなことはしていられない』と考えています」と続く。

職員の方もやりたくないのだったら、やめてしまえばと思うのだが、やめられない理由もきっとあるのだろう。

専門家の意見として「体育、図画工作、音楽」だけではなく「国語、算数、理科、社会」といったレクリエーションが必要、と書いてあるのだが、個人的にはそれもちょっと違うのではないかと思う。


ちょっと意外で違和感があったのは、介護職員の離職が多い問題にふれて、「介護職員に対して高いハードルを設けないこと」「高い給料も必要ありません」と書いてあったこと。安い給料でそこそこの仕事をしていればいいということ?

さらに違和感があったのは「利用者や入居者に対して…最低限のことしか期待しないでほしいという教育をしなければなりません」と書いてあること。

理由としては「介護とは介護保険制度という国が運営している仕組みあってのことなので」と書いてあるが、そうであればこそ、国が介護の質を上げるための方策を、税金を使ってでもやるべきではないのか?

「福祉国家」というのであれば、不要不急の戦闘機を100機以上も買ったりせずに、カジノを作ったりせずに、福祉に予算を投じるべきだと思う。

介護職員の給料も、せめて普通のサラリーマン並みの水準であるべきだろうし、利用者に対して「我慢すること」を教育すべしなどというのは筋違いではないかと思うのだが…。


『老人ホーム リアルな暮らし』




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