2019年7月22日月曜日

『サピエンス全史』ちょっと難しい本を読んだ

かなり前に話題になって、TVでも特集番組のようなものをやっていたので、思わず図書館で予約しておいた本がやっと届いた。

予約してから随分経つし、上下巻のうち下巻が先に来るし、ちょっと難しそうだし…、読もうかどうしようか迷っていたのだが、読み始めたらけっこう面白くて、数日で読み終えてしまった…(^^)。


ユヴァル・ノア・ハラリ


本のタイトルは『サピエンス全史(下)』、副題に「文明の構造と人類の幸福」とある。著者はイスラエルの歴史学者でヘブライ大学歴史学部の教授であるユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari、1976年2月24日〜)という人。

この本と、その続編とも言える『ホモ・デウス』(テクノロジーとサピエンスの未来)とが世界的なベストセラーになっている。


感想文を書くつもりだったが、多くの「目からウロコ」的なことがあって、とても一言では言い表せない。全体的に、考え方が新しい、というかこれまでにない視点が多い。

一つだけ書くとすると…。

昔は、「この世界のことは全て分かっている、少なくとも全てを分かっている存在(神、賢者など)がいて、分からないことがあれば聞けばよい」という考え方であった。

それが、「この世界には分からないことが膨大にあって、新しいものを探求したり創り出したりする余地は無限に存在する」という考え方に変わった途端、文明は爆発的に発展することになった。

…たぶん、そんなようなことも書いてあったような気がしていて、ナルホドと思った次第。他にもたくさんあったのだが…、私の筆力では書ききれない…(^^;)。


読んだ本はコレ(↓)。

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福




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